日豪防衛協力は可能？新型FFM（もがみ型）護衛艦輸出プロジェクトの全貌とは？オーストラリア海軍、日本の新型FFM（もがみ型）護衛艦導入決定
日本の防衛技術、オーストラリアへ！三菱重工の新型フリゲート艦「もがみ型」改良版が採用決定。最大100億豪ドルの大型プロジェクトで、日豪の安全保障協力が加速！中国に対抗し、長距離ミサイル搭載で攻撃力も大幅UP。2029年配備目指し、インド太平洋地域の安定に貢献！武器輸出拡大の先駆けとなるか？
日豪共同開発の具体と利点
三菱重工、オーストラリア海軍から受注！何が決め手？
「もがみ型」ベースの改良型、長距離ミサイル能力！
日豪共同開発の具体について、三菱重工業が中心となり、オーストラリア海軍向けに新型FFMを開発、建造します。
これは、日豪の安全保障面での連携強化を象徴するものでしょう。
公開日:2025/08/05
✅ オーストラリア政府が、2030年運用開始を目指す海軍の新型フリゲート艦に、日本の三菱重工業が開発した「もがみ型」を採用することを決定し、日豪が共同開発を進めることになった。
✅ この決定は、2020年のフィリピンへの防空レーダー輸出に次ぐ、日本にとって2例目の完成品装備品輸出となり、日豪の安全保障面での連携強化を加速させる。
✅ 豪州は中国の海洋進出を念頭に新型艦11隻を導入する計画で、日本は最新鋭護衛艦「FFM（もがみ型）」をベースとした共同開発を提案し、運用人員の少なさや米国の艦艇との連携のしやすさなどが評価された。
さらに読む ⇒ニュースサイト出典/画像元: https://mainichi.jp/articles/20250805/k00/00m/030/042000c三菱重工が、もがみ型の改良型を提案し、受注を獲得したことは、日本の防衛産業にとって大きな成果ですね。
日豪両国の安全保障協力の象徴として、今後、更なる発展が期待されます。
三菱重工業は、新型FFMのオーストラリア海軍への売り込みを行い、見事受注を獲得しました。
日本は、海上自衛隊の最新型護衛艦「もがみ型」をベースにした共同開発を提案し、ドイツのティッセンクルップの提案を破りました。
三菱重工が提案したもがみ型の改良型は、長距離ミサイル発射能力、1万カイリの航行距離、少ない乗員での運用が可能といった点で評価されました。
最初の3隻は日本で建造され、その後は西オーストラリア州で生産される予定で、1隻目は2029年の配備、30年の運用開始を目指します。
これは、日本とオーストラリアの安全保障協力を大きく前進させるものであり、インド太平洋地域の安定に貢献することが期待されます。
本件は、日本にとって2例目の完成品装備品輸出であり、近年安全保障面での連携を強化している日豪関係において、更なる協力の進展に繋がるものと期待されます。
日本が誇る技術力が、世界に認められたってことですね！これは、日本にとっても、オーストラリアにとっても、素晴らしいことだと思います。
防衛産業の未来とその他の技術
三菱重工の次世代軍事技術、最大のポイントは？
省人化と無人機の活用です。
三菱重工は、護衛艦だけでなく、陸海空の様々な分野で、最先端の技術開発を進めています。
DSEI Japan 2023での展示の様子を見ていきましょう。
公開日:2025/06/01
✅ 三菱重工は、陸海空の全領域で製品を展開しており、DSEI Japanでは新型FFM（護衛艦）の模型や国産新型練習機の模型を初公開した。
✅ 新型練習機は、機関砲を搭載し軽戦闘機としての運用も視野に入れた設計で、陸自向け新型UGV（無人車両）の映像も公開された。
✅ 三菱重工は、戦闘機と連携する無人機の模型も展示し、将来の防衛技術への取り組みを示した。
さらに読む ⇒日本の防衛と安全保障の今を伝える｜［J ディフェンス ニュース］出典/画像元: https://j-defense.ikaros.jp/docs/mod/003217.html三菱重工は、新型FFMの多機能性と省人化をアピールしています。
少子化による隊員不足に対応するため、無人機の活用も進めているのですね。
三菱重工は、長崎造船所での年間3隻の艦艇建造能力をアピールし、新型FFMの多機能性や省人化対応を強調しています。
三菱重工の軍艦は高性能かつ少人数での運用が可能で、維持管理費が安価であることも評価されています。
海上自衛隊の次期練習機「T-X」の模型もDSEI Japan 2023で初公開され、少子化による隊員不足に対応するため、自衛隊は無人機の活用を強化しており、三菱重工は、89式装甲戦闘車に似た大型UGVのコンセプトモデルを発表しました。
車体後部から自爆ドローンに似た無人機が射出されるギミックが特徴です。
日本の技術って、本当にすごいんですね！無人機とか、未来の技術って感じでワクワクしますね。
今後の展望と課題
2026年初頭の契約締結、最終課題は何？
価格、現地生産、戦略的意義など。
今後の展望と課題について、このプロジェクトは、単なる防衛装備品の輸出にとどまらず、日豪関係を更に発展させる可能性を秘めています。
✅ オーストラリア政府が2030年運用開始を目指す次世代フリゲート艦に、三菱重工業の「改もがみ型護衛艦」案が選定され、日本は過去最大規模の防衛装備品輸出案件を獲得。
✅ 選定の決め手は省人性とステルス性、官民一体でのコミットメント姿勢、豪州の要求仕様に合わせた改造設計能力や部品供給能力などであり、過去の潜水艦輸出失敗の教訓も活かされた。
✅ 正式契約に向け、納入価格や生産体制を詰める予定で、共同開発・生産による相互運用性の向上、インド太平洋地域の艦艇能力強化、日本の防衛生産・技術力強化に繋がる期待がある。
さらに読む ⇒ニュースイッチ by 日刊工業新聞社出典/画像元: https://newswitch.jp/p/46589正式契約に向けて、価格や現地生産の継続性が課題となりますが、日豪両国の安全保障、防衛産業、そしてサプライチェーン構築にとって大きな意味を持つプロジェクトです。
2026年初頭には正式契約が締結される予定で、最終的な価格や現地生産の継続性などが課題となります。
専門家からは、日豪関係の強化、防衛産業の海外輸出実績にとどまらない戦略的意義、サプライチェーン構築の重要性などが指摘されています。
三菱重工業の西尾CFOは、正式受注ではないとしながらも、日本政府や関係者と連携し、契約に向けて取り組む姿勢を示しています。
装備品の輸出については、日本政府と共同で進め、日本の安全保障方針に従い、同盟国や同志国と連携して行われると説明しています。
このプロジェクトは、海上自衛隊向けに調達が進められている「4800トン型護衛艦」の建造とも並行して行われ、船台のリソースへの影響はないとされています。
正式契約が楽しみですね！このプロジェクトを通じて、日豪の関係がますます強くなっていくことを願っています。
本日は、日豪防衛協力の象徴、新型FFM（もがみ型）護衛艦輸出プロジェクトについてご紹介しました。
今後の発展に期待しましょう。
💡 オーストラリア海軍は、三菱重工製の新型フリゲート艦FFM（もがみ型）の改良型を採用。
💡 新型FFMは、日本の防衛技術とオーストラリアの戦略的パートナーシップを強化するプロジェクト。
💡 日豪共同開発・生産による相互運用性の向上、インド太平洋地域の安全保障への貢献が期待。
