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廃止された札沼線(学園都市線)とは? 終着駅と未来への提言?札沼線廃止と、地域への影響

新型コロナウイルスが影を落とした、JR札沼線・北海道医療大学~新十津川間の廃止劇。利用客減少とコロナ禍が重なり、繰り上げられたラストラン。廃線までの軌跡を、沿線自治体との協調、記念イベントの中止、そして貴重な記録写真を通して振り返ります。日本一早い終電の終着駅、新十津川のその後、そして鉄道の未来への提言とは? 鉄道の新たな価値を探求し、未来へ繋げる物語。

📘 この記事で分かる事!

💡 2020年4月に廃止されたJR札沼線(北海道医療大学~新十津川間)の経緯を振り返ります。

💡 廃止に至るまでの利用客減少、沿線自治体との協議、代替バスの運行などを解説します。

💡 鉄道の未来について、札沼線の事例を通して、運賃問題や持続可能な交通のあり方を提言します。

JR北海道の札沼線廃止に関する様々な出来事と、その背景にある課題について解説していきます。

始まりと終焉へのカウントダウン

札沼線廃止を早めた原因は?コロナ禍の影響とは?

コロナ禍で、廃止日が繰り上げられた。

JR北海道が、札沼線の北海道医療大学~新十津川間の定期列車運行を繰り上げました。

新型コロナウイルスの影響で、最終運行日が変更されました。

2020年、新型コロナウイルス感染拡大の影響は、北海道の鉄道にも大きな変化をもたらしました

その一つが、JR札沼線の北海道医療大学~新十津川間の廃止です。

当初は2020年5月7日の予定でしたが、感染拡大を受け、運行最終日は2度の繰り上げを経て、4月17日となりました。

2018年12月にJR北海道が廃止届を提出し、沿線自治体との協議を経て決定したこの区間の廃止は、利用客数の減少による赤字削減が主な理由でした。

JR北海道は、廃止に向けて、沿線の歴史や産業を学ぶツアーや記念入場券の販売など、様々な取り組みを行い、お別れムードを演出しました。

しかし、新型コロナウイルスの影響で、これらのイベントも中止を余儀なくされました。

学園都市線の二面性

札沼線の廃止、その原因は?

利用者減少とローカル線の苦境。

JR札沼線は、利用者の減少と赤字が原因で廃止となりました。

沿線自治体との協議の結果、バス転換が検討されました。

札沼線は、愛称「学園都市線」として、1935年に全線が開業しました。

路線は北海道医療大学を境に性格が異なり、桑園~北海道医療大学間は都市近郊路線として電化・複線化が進み、交通系ICカードも利用可能でした。

しかし、北海道医療大学~新十津川間はローカル線として、利用者の減少が深刻化。

2017年度には、JR北海道線区で輸送密度がワースト1位、営業係数がワースト2位を記録するほどでした。

2016年には減便が行われ、2018年末には鉄道事業廃止届が提出されるなど、廃止への道筋は徐々に進んでいきました。

日本一早い終着駅と、地域の取り組み

日本一早い終電、新十津川駅の廃線後の変化は?

代替バス運行、公園化、レールバイク整備。

JR札沼線の代替バスに乗り、終着駅だった新十津川駅跡を訪問しました。

駅跡は公園として生まれ変わっていました。

新十津川駅は「日本一早い終電」で知られ、2016年のダイヤ改正で1日1往復のみの運行となっていました

最終運行はゴールデンウィークに予定されていましたが、緊急事態宣言の発令により、運行終了が早まることに。

廃線後、代替バスが運行を開始し、駅とほぼ同じ場所にバス停が設置されました。

また、新十津川駅は公園として開発され、廃線となった区間の一部をレールバイクとして整備するなど、地域活性化の取り組みも行われています。

記憶に残る風景、写真に刻まれた鉄道

札沼線の廃止区間、どんな記録が写真に残された?

キハ40形、景色、駅の様子など。

JR北海道は、札沼線でキハ40形を改造した観光列車「山紫水明」の臨時列車を運行しました。

石狩月形~新十津川間を走行。

2019年3月には、筆者が廃止区間を訪れ、キハ40形車両や雄大な景色、石狩月形駅での列車交換の様子などを記録しました。

2019年11月17日には、団体臨時列車「山明号」と「紫水号」の撮影が行われ、石狩月形駅と新十津川駅での様子が写真に収められました。

石狩月形駅では、駅舎やホーム、停車中のキハ40の様子が撮影され、新十津川駅では、駅舎の様子や、町民の記念撮影ツアーの様子が記録されています。

これらの記録は、札沼線の歴史や変化を伝える貴重な資料となっています。

鉄道の未来への提言

札沼線廃止が問う鉄道の未来とは?

利用価値再発見と意識改革が重要。

JR北海道は2025年4月1日に運賃改定を実施し、幹線と地方交通線の運賃が値上げされます。

換算キロの設定も見直されています。

札沼線の廃止は、鉄道の存続と利用について、私たちに問いかけました。

鉄道の利用が不可欠であり、JR北海道が輸送人員2000人未満の路線の存廃を検討している現状を踏まえ、鉄道を利用する意識改革が重要であると提言されています。

乗車による救済が難しくなっている今、乗り継ぎ時間を利用して観光するなど、鉄道の新たな利用価値を見出すことが、未来の鉄道を支える力となるでしょう。

過去の記録を振り返り、未来へと繋げるために、鉄道の魅力を再発見し、積極的に利用することが求められています。

札沼線の廃止を巡る様々な出来事を振り返り、鉄道の未来について考えさせられる記事でした。

🚩 結論!

💡 札沼線廃止は、利用客減少と赤字が主な原因でした。

💡 代替バスや地域活性化の取り組みが行われました。

💡 運賃問題を踏まえ、鉄道の未来について提言しました。